補助詞 の変更点

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✧ 補助詞

ゼノス語では一般に言う従属接続詞や前置詞等に相当するものはまとめて補助詞と言います。
これは後にある語、句、節等の役割を決定する機能を持ち、動詞より右側でのみ使用できます。
補助詞も制御詞と同様に題目系、格系、接続系、連結系の4つに分けられています。

&color(red,){⚠};[注意点]
注意が必要なのは、
補助詞の後ろにくる語、句、節は自然な日本語にすれば多くの場合主節の主語と動詞の間に入って訳される事になりますが、SVO部分とそれ以外の部分は分離した方がニュアンスとしては近いです。
なので例文の直訳では例えば、
QUI DOIZ_ЯOG SAJENL VUI VARM_ЯOG 
であれば、
「彼女は彼が燃やしたから死んだ」ではなく「彼女は死んだ。彼が燃やしたから。」
のように訳してあるのもあります。
ただそれだとわかりにくい部分もあると思うのでそういった場合は元の文の方にも
「QUI DOIZ_ЯOG.SAJENL VUI VARM_ЯOG.」
のように間(と文末)に「.」を入れた文にしています。
ただ実際の使用においては、SVO部分と補助詞の間には「.」を入れない事も多いのであくまでもわかりやすさを優先したものと考えて頂ければいいと思います。
(これは実際は
「VUI XASH_ЯOG TERM VICOO VEIS」
のような補助詞の後ろが節でない場合も同様で日本語にする場合は主語(+目的語)と動詞の間には補助詞句の内容は入れない方がニュアンスは近いのですが、さすがにそれは見づらいので、補助詞節(従属節)でない場合は元の文でもSVO部分と補助詞部分は区切らずに訳も「彼は林檎を剣で切った」のように自然な日本語にしています)

&color(blue,){❖};【題目系】

-[純主題]  XITIXH 〜は
日本語の主題の「は」に相当し、〜についていえばの意味で考えていいと思います。
主格と主題は別物ですが、主題がなく主格のみの場合は実際のところその主格は主題標識としても機能している場合がほとんどです。
そして基本的に主題の後は主題についての解説内容という事になりますが、主語と主題が一致する場合は主格は無標のまま主題が主格の役割も兼任する事になります。
つまり主題と主語が一致している場合は主題標識を使うか主格を使うかはゼノスにおいてはどちらの役割を強調するか程度の問題でしかないという事です。
目的語と主題が一致する場合は日本語と同じように文頭に移動させる事が多く、その場合は主題標識が対格の役割も兼任する事になります。

--例(純主題と主語が一致しない)
LEX ANK PRAYV_ЯEUZ,XITIXH AZ JETS.
眼が光る、あの猫は。

--例(純主題と主語が一致)
GRAP_ЯOG TERM,XITIXH ЯAI.
林檎を食べた、私は。
(主題と主語が一致する場合は、実際はわざわざ主題を使用する必要もなく、「ЯAI GRAP_ЯOG TERM」あるいは補助詞で主格を明示し「GRAP_ЯOG TERM XEѺ ЯAI」としても主格が主題も兼任するので結局は同じ事を言ってる事になりますが、主題である事を強調する場合はこのように主題を使用します)

--例(目的語が純主題と一致)
ЯAI GRAP_ЯOG,XITIXH TERM.
私が食べた、林檎は。

-[対比主題] AFAC
これは日本語の対比主題としての「は」に相当します。
「他の何かと比べて」や「他の何かに関しては違うが」という意味が暗に含まれています。
対比主題標識を帯びる語が動作者でもある場合は主語と対比主題は一致している事になるので、主格は無標のまま対比主題格が主格も兼任する事になります。

--例(主語が主題と一致し、対比主題が目的語と一致)
ЯAI DIN GRAP_ЯOG,AFAC TERM.
私は食べなかった、林檎は。
(これは「他のものは食べたが」という意味が暗に含まれており、この場合日本語では両方「は」になってしまいますが、「私」が主題と主語を兼任していて、林檎は目的語が対比主題化=対比主題が目的語を兼任しているので二重主題という事になります)



-[添加主題] OMIN
日本語の「も」に相当し、「他の事と同様に」という意味が暗に含まれています。
動作者と一致する場合は添加主題格が主格の役割も兼任し、目的語と一致する場合は対格の役割も兼任します。

--例(主語と添加主題が一致)
GRAP_ЯOG TERM,OMIN ЯAI.
林檎を食べた。私も。
(これは「他の誰かが林檎を食べたのと同様に」という意味が暗に含まれています)

--例(目的語と添加主題が一致)
ЯAI GRAP_ЯOG,OMIN TERM.
私は食べた、林檎も。
(これは対格を添加主題が兼任しているパターンですが、「ЯAI FENEZ GRAP_ЯOG OMIN TERM(私は食べた 林檎を)」のように主語を明確に純主題格に兼任させても意味はほとんど同じになります)

--例(主語と添加主題が一致しない)
ЯOYCWÄRGX FOS MEXITH, OMIN VUI.
右腕が機械だ、彼も。
(最後に「OMIN(〜も)」という添加主題があるので「右腕が機械だ」というのがVUIについての解説内容だった事になり、かつ「他の誰かと同様に」という意味を暗に含んでいる事になります)

--例(二重主題)
ЯOYCWÄRGX MANS FOS MEXITH,OMIN ЯAI.
右腕も機械だ、私も。
(最後に添加主題があるので、後からそこまでの内容は彼についての解説内容だったという事を意味しています。
「VUI(彼)」という添加主題に対しての解説内容の中に更に「MANS(〜も)」という主語と一致する添加主題格が使用されているので、「他の部位も機械」という意味を暗に含んでいる事になり、
文全体を言い換えれば「他の部位と同様に右腕も機械だ、彼も他のものと同様に」という意味を表している事になります)


--例(二重主題)
ЯOYCWÄRGX HENZ FOS MEXITH,OMIN VUI.
右腕は機械だ 彼も
(この場合は、OMINによって前の”解説内容自体”が「他の誰かと同様に」という意味を暗に含んでいて、更に解説内容の中の主語が「他の部分はそうではないが」という意味の対比主題と一致しているので、文全体で見ると二重主題という事になります)


-[卓立主題] EZOKK 〜こそ、〜こそが、〜が
限定的に強く指し示す場合に使用します。
これも主語と一致する場合は主格の役割も兼任する事になり、目的語と一致する場合は対格の役割も兼任する事になります。
(訳例を「こそが」「が」にしていますが、一般的に日本語のガ格は主題ではなく主格といわれているので注意が必要です)

--例(主語と一致)
FOS TERM.EZOKK EI.
林檎だ。これこそが。

--例(主語と一致しない)
ЯAI PЯAYM_ЯOG JETS.EZOKK AZ JETS.
私が見た猫だ。あの猫こそが。

--例(目的語と一致)
ЯAI FENEZ EKON GRAP_ЯES. EZOKK TERM.
私は食べたい。林檎が。
(この場合純主題が主格の役割も兼任し、卓立主題が対格も兼任している二重主題という事になります)

-[呼称主題] HEEŸ 〜よ
これは一般にいう呼格に相当しますが、ゼノスでは格系には分類されず、呼称主題として題目系に分類されています。
使い方は普通の呼格と同じです。
これもやはり主語と一致する場合は主格の役割も兼任するとゼノスでは考えるので、一致する場合は主語は省略可能です(というか呼称主題の場合は基本的には主語以外と一致するケースはほぼありません)。

--例(主語と一致)
PЯAYMEY LEX  HEEŸ GILEKI
目を見ろ ギレキよ

--例(目的語と一致)
GRAP_ЯUZ YEDGH  HEEŸ TERM
食べるぞ 林檎よ







&color(blue,){❖};【格系】
#style(class=table_left)
|主格|XEѺ|〜は|
|対格|WIW|〜を|
|与格|PIS|〜に|
|奪格|SKAW|〜から|
|場所格|VEW|〜で、〜に|
|時格|HITS|〜に|
|向格|PLOW|〜へ|
|変格|INEW|〜に|
|具格|VICOO|〜で、〜を使って|
|物格|EDUKK|〜で/に|
|不具格|DEGEW|〜を使わないで|
|起点格|SHVAR|〜から|
|終点格|BIZ|〜まで|
|通過格|STOOL|〜を通って|
|他動格|JATTIN|〜によって|
|実行格|DETTIN|〜によって|
|為格|GИUNAR|〜の為に|
|共格|FAZ|〜と|
|引用格|ORTH|〜と|
|事前格|SWES|〜の前に|
|事中格|OѤCHIS|〜の最中に|
|事後格|ADOS|〜の後に|
|対向格|KROZZ|〜に対して|
|主観格|INTAKK|〜にとって|
|視点格|AWARZ|〜から見て|
|不一致格|WINUNK|〜にしては、の割には|
|立場格|ANOIJ|〜として|



-[主格] XEѺ 〜は、〜が
先行する動詞の主語を表しますが、SVO語順なので通常は省略されます。
主格を明示するにしても動詞より左側でのみ使用可能な主格制御詞が使用されますが、後から主語を言いたい場合はこの主格補助詞XEѺを使います。

--例
DAIZ_ЯOG QUI WEND...XEѺ ЯAI.
彼女を殺したんだ...私が。


-[対格] WIW 〜を
直接目的語を表しますがSVO語順なので通常は省略されます。
倒置して動詞より先に言いたい場合は制御詞のWONZを使う事になるので、あまり使う機会はありません。

--例
ЯAI GRAP_ЯOG WIW TERM
私は林檎を食べた


-[与格] PIS 〜に
主に脱再帰系に属する帰着タイプの二重他動詞(着せる、塗る、貼る、付ける等)の間接目的語を表しますが、それらが一重他動詞の時(再帰系)の場合でも必須項ではないものの、動作対象である移動物の着点が主語のどの部分なのかを具体的に明示したい時や
使役態構文での被使役者、定点系の自動詞の着点を表す場合にも使用されます。

--例(再帰系一重他動詞)
VUI HOWAIP_ЯEN:LIS LEWZ PIS KOUK
彼は水を口に含んでいる
(この場合与格で具体的に水の着点を明示しない場合は、彼の体全体に水(水分)を含んでいるという解釈も可能になってしまいます)

--例(脱再帰系二重他動詞)
ЯAI GRAPAP_ЯOG TERM PIS QUI
私は彼女に林檎を食べさした

-[奪格] SKAW 〜から
主に脱再帰系に属する離反タイプの二重他動詞(脱がす、拭く、剥がす、外す等)の間接目的語を表しますが、それらが一重他動詞の時(再帰系)の場合でも動作対象である移動物の起点が主語のどの部分なのかを具体的に明示したい時や定点系の自動詞の起点を表す場合にも使用されます。

--例(再帰系一重他動詞)
QUI WOOV_ЯOG LEWZ SKAW KOUK
彼女は水を口から吐いている

--例(脱再帰系二重他動詞)
VUI KLISHISH_ЯOG JAPT SKAW DAѤL
彼は壁からペンキを拭き取った



-[場所格] VEW 〜で/に
場所を表します。

--例
VUI LOOM_ЯEN:LIS VEW ZAX
彼は外で眠っている

-[時格] HITS 〜の時に、〜に
時点などを表します。

--例
QUI LUTEW GEIZ_ЯOG DAѤL HITS VUI GENOW LOOM_ЯOG
彼女は彼が眠っていた時に壁を壊していた


-[具格] VICOO 〜で、〜を使って
手段や道具を表します。

--例
VUI XASH_ЯOG TERM VICOO VEIS
彼は剣で林檎を切った

-[不具格] DEGEW 〜を使わずに

--例
VUI XASH_ЯOG TERM DEGEW VEIS
彼は剣を使わずに林檎を切った

-[物格] EDUKK〜で/に
基本的に二重他動詞の直間反転での本来の直接目的語や、自動詞の主場反転での本来の主語を表す際に使用されます。

--例(通常の二重他動詞構文)
ЯAI MADAѤD_ЯOG JAPT PIS DAѤL
私が壁にペンキを塗った
↓
--例(直間反転構文)
ЯAI MADAѤD_ЯOG DAѤL EDUKK JAPT
私がペンキで壁を塗った



-[起点格] SHVAR 〜から
起点となる場所や時点を表します。

--例
VUI QON-KROKK_ЯOG SHVAR KORV
彼が向こうから歩いてきた


-[終点格] BIZ 〜まで
終点となる場所や時点を表します。

--例
ЯAI HИUN-KROKK_ЯES BIZ SFIA
私は街まで歩いていく


-[向格] PLOW 〜へ、〜の方へ
方向を表します。

--例
VUI HИUN-KROKK_ЯOG PLOW SFIA
彼は街の方へ歩いていった


-[変格] INEW 〜に
変化の到達先を表します。

-例
VEID HИUN-FLARJ_ЯES INEW FION
闇が光に変わっていく


-[他動格] JATTIN 〜によって
主に発動自動詞と従動自動詞構文で、主語に対しての他動者を可視化する場合に使用します。

--例
DEP TUSH_ЯOG JATTIN VUI
ボタンが彼によって押ささった


-[実行格] DETTIN 〜(の手)によって
発端他動詞、受益他動詞、責任他動詞、関与他動詞、企図他動詞、経験他動詞、主宰他動詞構文で背景化されている実際の動作者=実行者(使役構文での被使役者)を可視化する場合に使用します。

--例(使役態構文)
ЯAI ESPISHE_ЯOG SEED PIS VUI
私が彼にドアを開けさせた
↓
--例(主宰他動詞構文)
ЯAI ESP_ЯOG SEED DETTIN VUI
私が彼の手によって窓を開けた


-[為格] GИUNAR 〜の為に
主語が利益を与える対象を表します。

--例
VUI EVÖL_ЯEN:LIS GИUNAR QUI
彼は彼女の為に生きている

-[共格] FAZ 〜と
共に動作を行う者を表します。

--例
ЯAI GRAP_ЯOG TERM FAZ VUI
私は彼と林檎を食べた


-[引用格] ORTH 〜と
発言内容や思考内容の再現(引用)を表し、主にFAIS(言う)、HИARC(聞く)、FAUM(思う)などと共に使用されますが、その場合はしばしば本来の目的語は省略され、引用格で表される内容が動詞の目的語のように振る舞います。
省略される本来の目的語というのは例えば”ЯAGIS(言葉)”や”EKORZ(声)”等です。
具体的に言うと、
私は眠りたいと言った
は
ЯAI FAIS_ЯOG ORTH EKON LOOM
~になりますが、ゼノスにおいてはこれは
~ЯAI FAIS_ЯOG ЯAGIS ORTH EKON LOOM
私は眠りたいと言葉を言った
~が基本で本来の目的語である”ЯAGIS(言葉)”を省略したものだと考えます。
~更に目的語が言葉や声の場合はそれを省略し、
通常引用格を帯びる内容をそのまま実際に目的語として扱う事が可能です。
これはWOOV(吐く)という再帰系他動詞(動作対象物の移動の起点が主語に設定されている)を例にすると、
~VUI WOOV_ЯOG TERM
彼は林檎を吐いた
~のWOOV(吐く)の動作対象である林檎と同じように、通常引用格で表される内容は目的語のように振る舞うどころか実際にFAIS(言う)の直接的な動作対象として表す事が可能という事です。
その場合は引用格で表されるはずの引用内容はNUVEEを使い名詞化して目的語として扱えますが、実際はそのNUVEEさえ省略可能です。

--例
VUI FAIS_ЯOG ORTH EKON LOOM
彼は眠りたいと言った

--例(名詞化し、目的語として扱った場合)
VUI FAIS_ЯOG NUVEE EKON LOOM
彼は眠りたい(という事を)を言った

--例(NUVEEも省略)
VUI FAIS_ЯOG EKON LOOM
彼は眠りたいを言った
(当然これも自然な日本語にすれば「眠りたいと言った」になりますが)

-[不一致格] WINUNK〜の割には、〜にしては
前の語、句、節の意味内容が後ろの語、句、節の意味内容の性質とは一致しないという事を表します。

--例
EI DИUS HИEWZY WINUNK TERM
これは林檎にしては赤くない


-[対向格] KROZZ 〜に対して
動作を行う際の意識が向かう先・対峙相手や物理的・心理的な作用先を表します。

--例
ЯAI KARM_ЯOG VEIS KROZZ VUI
私は彼に対して剣を向けた


-[立場格] ATEIF 〜として
動作を行う際の立場を表します。

--例
ЯAI EVÖL_ЯOG ATEIF ЯOID
私は人間として生きた


-[事前格] SWES 〜の前に 
事前の事象を表します。

--例
ЯAI GRAP_SWAIŸ≫ЯOG TERM SWES VUI TARK_ЯUZ 
私は彼が来る前に林檎を食べてしまった

-[事中格]OѤCHIS 〜の最中に、〜の間に
ある事象と同時の事象を表します。

--例
ЯAI GRAP_SWAIŸ≫ЯOG TERM OѤCHIS VUI GENOW LOOM_ЯES
私は彼が眠っている最中に林檎を食べてしまった

-[事後格]ADOS 〜の後に 
事後の事象を表します。

--例
ЯAI GRAP_ЯOG TERM ADOS VUI TARK_ЯOG
私は彼が来た後に林檎を食べた


-[主観格] INTAKK 〜にとって 
主観者を表します。

--例
MEXITH FOS JENOZ INTAKK VUI
機械は彼にとって敵だ

-[視点格] AWARZ 〜から見て
視点・立脚点を表します。

--例
TERM XIЯES VEW ЯOYC AWARZ VUI
林檎が彼から見て右にある



&color(blue,){❖};【名詞の格系補助詞化】
補助詞化の接尾辞「TOO」を方向などを表す名詞に後接する事で格系の補助詞に変える事ができます。

--例
FIN(上)→FINTOO(〜の上で/に)
FINTOO QULOV XOF ЯAI
私の掌の上で
~ZAX(外)→ZAXTOO(〜の外で/に)
JETS LOOM_ЯEN:LIS ZAXTOO HAYME JUAR QUI
猫が彼女の部屋の外で眠っている





&color(blue,){❖};【接続系】

-[連言] WIZ  〜と〜、それと
後ろの語、句、節と前の語、句、節が文法上対等な関係にあるという事を表します。
--例
VUI VARM_ЯOG CHILT WIZ TERM
彼は苺と林檎を燃やした

-[選言]  FUC 〜か〜、それか
後ろの語、句、節の意味内容を選択の対象とする事で、前にある語、句、節の意味内容がそれとは別の選択の対象だという事を表します。

--例
ЯAI EKON GRAP_ЯES CHILT FUC TERM
私は林檎か苺を食べたい


-[順接]  SAJENL (なぜなら)〜だから
前にある語、句、節の意味内容が後ろにある内容を理由とした結果であるという事を表します。

--例
QUI DOIZ_ЯOG SAJENL VUI VARM_ЯOG
彼女は彼が燃やしたから死んだ。


-[逆接]  XOHATS 〜だが
前にある語、句、節の意味内容が後ろにある語、句、節から予想できる結果とは逆の結果だという事を表します。

--例
QUI DIN EIV_ЯOG XOHATS VUI OUV_ЯOG
彼女は彼が起こしたが目覚めなかった


-[矛盾]  LACHUNS 〜なのに
前にある語、句、節の意味内容が後ろにある意味内容と矛盾しているという事を表します。

--例
VUI DIN GENOW DOIZ_ЯOG.LACHUNS VUI DAIZ_ЯOG.
彼は死んでなかった。彼女が殺したのに。


-[転換] ETANXH 〜の話とは変わるが
前にある語、句、節の意味内容が後ろの意味内容から全く別の話に切り替わったものだという事を表します。

--例
ЯAI EKON GRAP_ЯES TERM.ETANXH VUI DAIZ_ЯOG QUI.
私は林檎を食べたい。彼が彼女を殺した話とは変わるが。

-[言換]  ALANT 〜(という事)を言い換えれば
前にある語、句、節の意味内容が後ろにある語、句、節の意味内容を別の表現に言い換えたものだという事を表します。

--例
ЯAI DINON GRAP_ЯES TERM. ALANT ЯAI GENOW JEEZ_ЯES TERM.
私は林檎を食べたくない。私が林檎を嫌っているという事を言い換えれば。



-[要約] HASHUNѺ 〜(という事)を要約すれば
前にある語、句、節の意味内容が後ろの語、句、節の意味内容を要約したものだという事を表します。

--例
YUZ ЯOID GENOW DOIZ_ЯOG.HASHUNѺ DIN DOOM_ЯOG NANSH WEIZ FIZY.
その人間は死んでいた。動かなかったし冷たかったという事を要約すれば。




-[結果]  NEKKEN 〜の結果
前にある語、句、節の意味内容が後ろにある語、句、節の意味内容の結果であるという事を表します。

--例
VUI LOOM_ЯOG NEKKEN ZIT_ЯOG LEX
彼は目を閉じた結果眠った

-[対比] KOFDICH 〜の一方で
前にある語、句、節の意味内容が後ろにある意味内容の対比であるという事を表します。

--例
VUI HИUN-SVEET_ЯOG PLOW YUNED.KOFDICH QUI HИUN-KROKK_ЯOG.
彼はそこへ走っていった。彼女が歩いていった一方で。



-[継起] SKLAS    〜してから 〜それから
後ろの語、句、節の意味内容を事前動作とする事で前の語、句、節の意味内容が事後動作である事を表します。

--例
ЯAI KROKK_ЯOG SKLAS GRAP_ЯOG TERM
私は林檎を食べてから歩いた

-[並行] AVOWAS  〜しながら
後ろの語、句、節の意味内容を付帯動作とし、前にある語、句、節の意味内容が主要動作という事を表します。

--例
VUI KROKK_ЯOG AVOWAS GRAP_ЯES TERM
彼は林檎を食べながら歩いた


-[条件]  LUTONSH  〜すると
後ろの語、句、節の意味内容を条件とし、それによって前の語、句、節、文の意味内容が成立するという事を表します。

--例
YUZ PRAUD AMP_ЯUZ LUTONSH VUI OUV_ЯUZ
その窓は彼が起きると開く

-[反条件] JILINL  〜しなければ
後の語、句、節の意味内容を反条件とする事で、前にある語、句、節の意味内容がその結果だという事を表します。

--例
YUZ PRAUD DIN AMP_ЯUZ JILINL VUI OUV_ЯUZ
その窓は彼が起きなければ開かない

-[仮定] IFANCH     〜なら
後ろの語、句、節の意味内容を仮定とする事で、前にある語、句、節の意味内容がその結果だという事を表します。

--例
ЯAI DIN GRAP_ЯUZ EZ TERM IFANCH FEW GRAP_ЯUZ
私は貴方が食べるならこの林檎を食べない

-[反仮定] JOHANJ 〜しないのであれば
後ろ語、句、節の意味内容を反仮定とする事で前の語、句、節の意味内容がその結果だという事を表します。

--例
ЯAI GRAP_ЯUZ EZ TERM JOHANJ FEW GRAP_ЯUZ
私は貴方が食べないのであればこの林檎を食べる





&color(blue,){❖};【連結系】
連結系は修飾対象が名詞に限定されているので、接続系と分けられています。
単純に連結詞とも言う事があります。

|XOF|-|
|LONCH|〜である〜、〜という〜|

-[XOF]
これは連結系の中でも特殊で、他の連結系の補助詞と違い、XOF自体には何の意味合いもなく、ただ後ろの語、句、節を強制的に形容詞化し、前の名詞を修飾する機能を持ちます。
つまりこれは関係詞にあたる表現をする際に使用する補助詞という事です。

--例
ЯAI GAIZ_ЯOG PÄLM XOF VUI KLENCH_ЯOGOG
私は彼が作った家を壊した


-[同格] LONCH 〜である〜、〜という〜
後ろの語、句、節を「=」の意味で前の名詞と連結するように修飾する機能を持ちます。

--例
VUI LONCH MEXITH
機械である彼

-[属格]
属格補助詞は制御詞と同様に下記のように9種類があり、格という名称ですが機能的には連結系に分類されています。

|主格属格|NIAR|
|対格属格|WEAR|
|所有属格|JUAR|
|性質属格|CAF|
|同格属格|OROW|
|起源属格|HIAR|
|目標属格|SHEV|
|内容属格|INXH|
|視点属格|ONJ|
~「A 属格補助詞 B」は制御詞とは語順が逆になるのでいずれも日本語にすれば「BのA」になります。
要するに使い方としては英語のofです。
詳細は下記の通りです。

-[主格属格] NIAR
基本的にAの位置に来るのは動名詞になり、
動名詞を動詞として考えた場合にBの位置に置かれる語がその動詞の主語になる属格です。
Aが名詞の場合はBが行う、使用する(ための)Aの意味になります(例えばAが本であればBが読むAの意味)。


--例
GENELITH NIAR VUI
彼の怒り

--例
FÖRM NIAR VIKTOL
男性の服


-[対格属格] WEAR
基本的にAの位置に来るのは動名詞になり、動名詞を動詞として考えた場合にBの位置に置かれる語がその動詞の目的語になる属格です。
Aも名詞の場合は「Bを使用・付帯・付属(着用)しているA」等の意味になります。

--例
GEIZEN WEAR DAѤL
壁の破壊

--例
VIKTOL WEAR BUTT
帽子の男


-[所有属格]
「Aが所有しているB」や「Aに所属しているB」等の意味になる属格です。
所有には分離可能所有と分離不可能所有がありますが、区別はしないので両方この所有属格を使用します。
全体の中の部分(例えば”コップのふち”)やある範囲の時(時間や季節など)の部分(例えば”夏の日”や”今日の3時”など)や「Aにある・いるB」のようなAという場に存在するBという意味でも使用されます。
Aが場所や空間を表す名詞でBが動名詞の場合はAがBの動作を行う場として解釈されす。

--例(分離可能所有)
VEIS HIZ VUI
彼の剣

--例(分離不可能所有)
GИALET HIZ VUI
彼の脚

--例
FAM HIZ HAIC
空の雲

--例
HELSITH HIZ SELARV
宇宙の生活


-[性質属格]
「Bの性質を持ったA」「Bという材質のA」等の意味になる属格です。
属性、性質、特質、材質を表します。
回数や期間等を表す語句も性質と考えてここに含まれます。

--例
SEED CAF NEѤJ
木のドア

--例
NEON CAF SILIL
母の愛

--例
BANGEN CAF STEIKAUNT
三回の殴打


-[同格属格]
「A=B」「AであるB」「AというB」の意味になる属格です。

--例
VUI OROW ЯOID
人間の彼


-[起源属格]
AがBの起源、発生源を表す属格です。
原因や制作者等もここに含まれます。

--例
MEXITH HIAR VUI
彼の機械

--例
FION HIAR MEXÏ
太陽の光

-[目標属格]
Aに向けたB、Aに対するBの意味になる属格です。
用途もこれに含まれます(Aに対して使用するB、Aのために用いるB等)。

--例
TELEPH SHEV VUI
彼の手紙

-[視点属格]
Aから見てB(になる)、Aにとって(の)B等の意味になる属格です。

--例
JENOZ ONJ DAIM
国の敵

-[内容属格]
AがBの内容を表す属格です。
これは例えばBが絵であればAがその内容(Aが書かれたB・Aを書いてあるB等)になり、Bが箱であればAはその内容物(Aが入っているB)になります。

--例
SELPH INXH QUI
彼女の写真
~KONG INXH TEWRE
お茶の缶

~制御詞のところで説明があるように、これらはあくまでも明確に区別したい時に使用する属格で、実際の使用では上記のいずれか、もしくは重複的に解釈が可能な万能属格の接尾辞「'Ж」を使用する事になっていますが、
語順が制御詞的なので動詞より右側では万能属格の代理として連結系のXOFが使用される傾向にあります。

--例
FION XOF MEXÏ 
太陽の光
~KONG XOF TEWRE
お茶の缶



&color(blue,){❖};【連結系補助詞化】
名詞を連結系の補助詞化するには連結系補助詞化の接尾辞IFを名詞に後接します。
例えばWAIVは「中」という意味の名詞ですが、これに接尾辞IFを後接しWAIVIFとすると「〜の中の〜」という意味の補助詞に変える事が可能です。
これはつまり元の意味を持ちながら後ろの語(句、節)と連結するようにして前の名詞を修飾するという事になります。

--例
WAIV(中)→WAIVIF(〜の中の〜)
TERM WAIVIF BUTT(帽子の中の林檎)
~FIN(上)→FINIF(〜の上の〜)
ЯAI PЯAYM_ЯOG FAM FINIF GLANTZ(私は山の上の雲を見た)
~これは格系や接続系の補助詞も連結系に変える事ができます。

--例(向格PLOW→PLOWIF)
ЯAI LUTEW KROKK_ЯES STËѤR PLOWIF SFIA
私は街への道を歩いている