例(主語が主題と一致し、対比主題が目的語と一致)
ЯAI FENEZ TERM HENZ DIN GRAP_ЯOG
私は林檎は食べなかった
(これは「他のものは食べたが」という意味が暗に含まれており、この場合日本語では両方「は」になってしまいますが、「私は」が純主題と主語を兼任していて、林檎は目的語が対比主題化=対比主題が目的語を兼任しているので、これも二重主題という事になります)
[添加主題] MANS 〜も
日本語の「も」に相当し、「他の事と同様に」という意味が暗に含まれています。
動作者と一致する場合は添加主題が主格の役割も兼任し、目的語と一致する場合は対格の役割も兼任します。
例(主語と添加主題が一致)
ЯAI MANS GRAP_ЯOG TERM
私も林檎を食べた
(これは「他の誰かが林檎を食べたのと同様に」という意味が暗に含まれています)
例(目的語と添加主題が一致)
TERM MANS ЯAI GЯAP_ЯOG
林檎も私が食べた
(これは対格を添加主題が兼任しているパターンですが、「ЯAI FENEZ TERM MANS GRAP_ЯOG(私は林檎も食べた)」のように主語を明確に純主題格に兼任させても意味はほとんど同じになります)
例(主語と添加主題が一致しない)
VUI MANS ЯOYCWÄRGX FOS MEXITH
彼も右腕が機械だ
(これは「MANS(〜も)」という添加主題格によって「右腕が機械だ」という解説内容が「他の誰かと同様に」という意味を暗に含んでいる事になります)
例(二重主題)
VUI FENEZ ЯOYCWÄRGX MANS FOS MEXITH
彼は右腕も機械だ
(これは「VUI(彼)」という主題に対しての解説内容の中に更に「MANS(〜も)」という主語と一致する添加主題が使用されているので、「他の部位も機械」という意味を暗に含んでいる事になり、文全体を言い換えれば「彼について言えば、他の部位と同様に右腕も機械だ」という意味を表している事になります)
例(二重主題)
VUI MANS ЯOYCWÄRGX HENZ FOS MEXITH
彼も右腕は機械だ
(この場合は、MANSによって後の”解説内容自体”が「他の誰かと同様に」という意味を暗に含んでいて、更に解説内容の中の主語が「他の部分はそうではないが」という意味の対比主題と一致しているので、文全体で見ると二重主題という事になります)