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使役と他動詞の違い

Last-modified: 2017-05-09 (火) 01:23:11

✧ 使役態と他動詞の違い

ゼノスでは(自動詞の)使役態と他動詞は明確に区別されています。

他動詞:主語がその事象に対して直接的に関与し、相手(被動作者)に自主性がない

使役態:主語がその事象に対して間接的に関与し相手(被使役者)に自主性がある
(つまり使役者は指示や依頼をするのみで、被使役者はそれを受けた後にやるかやらないかを被使役者自身で決定できる)

という違いがあります。
ここで注意が必要なのは、他動詞は直接的にと言っていますがここでいう”直接的関与”とは”相手の自主性に委ねずに完全に動作者(他動者)による働きかけで相手に影響を及ぼす”という意味なので、
極端な例をあげれば
”超能力者が相手から離れた位置から念動力で無理矢理走らせる”という事をした状況の場合、その”走らせる”はゼノスでは自動詞の使役態ではなく他動詞で表します。
そこで訳語の問題になるのですが、
ゼノスでは例えば

自動詞 SVEET(走る)
他動詞 SVOOT
自動詞の使役態 SVEETISHEL

となっていますが、これを日本語に訳すと他動詞と自動詞の使役態は

他動詞 走らせる
自動詞の使役態 走らせる

というように同形になってしまいます。
こういった動詞の場合区別するために例文の直訳では、
例えば上記の例の場合、
自動詞「走る」に対しての他動詞SVOOTの訳語は「走らす」というように文語体の使役接辞を付けたものにし、
自動詞の使役態SVEETISHELは「走らさせる」というように俗にいう”さ入れ”にして区別しています(無理矢理な感じですが、特に仲介系となる二重他動詞は全て使役と区別するために全て文語体の「さす」を付け、過去形の場合は「させた」ではなく「さした」にして区別してますが、あくまでもゼノスをわかりやすく解説するための処置とご理解下さい)。
さらに日本語だと自動詞の使役態の場合は被使役者をヲ格と二格両方で表せますが、
ゼノスの自動詞の使役態は与格でしか被使役者を表さないので、日本語訳でも全て二格にしています。

自動詞(定点系・任意系)、一重他動詞(再帰系・単向系)とそれぞれの使役態と、
二重他動詞(非再帰系・単向仲介系)と三重他動詞(非再帰仲介系)は以下の通りです。
(ここでは時制詞は省略しています)

  • [自動詞]
    定点系
    FÖRM SHUFT
    服が着らさる

    任意系
    ЯAI SVEET
    私が走る

  • [自動詞使役態]
    定点系
    ЯAI SVEETISHEL PIS FÖRM
    私が服に着らさらさせる

    任意系
    ЯAI SVEETISHEL PIS VUI
    私が彼に走らさせる

  • [他動詞]
    再帰系
    ЯAI SHAFT FÖRM
    私が服を着る

    単向系
    ЯAI SVOOT VUI
    私が彼を走らす

  • [他動詞使役態]
    再帰系
    ЯAI SHAFTISHEL FÖRM PIS VUI
    私が彼に服を着させる

    単向系
    ЯAI SVOOTISHEL QUI PIS VUI
    私は彼に彼女を走らしさせる

  • [二重他動詞]
    脱再帰系
    ЯAI SHAFAFT FÖRM PIS VUI
    私は彼に服を着せる

    単向仲介系
    ЯAI SVUTOOT QUI PIS VUI
    私は彼に彼女を走らせさす

  • [二重他動詞使役態]
    脱再帰系
    ЯAI SHAFAFTISHEL FÖRM PIS VUI PIS QUI
    私は彼に彼女に服を着せさせる

    単向仲介系
    ЯAI SVUTOOTISHEL ЯOOV PIS VUI PIS QUI
    私が彼に彼女に車を走らせさしさせる